「分子生物学」カテゴリーアーカイブ

化学同位体~S期の識別にトリチウムチミジン(3H-T)

1:質量数 H 2:
陽子1個
中性子1個
H
重水素
放射線を出さない。
1:陽子の数 1:陽子1個

 

3:
陽子1個
中性子2個
H
3重水素
トリチウム
放射線を出す。
放射性同位元素
(RI:radio isotope)
150px-DT_chemical_structure トリチウムチミジン(3H-T)
1:陽子1個 ラベル:DNA合成をチェックするときはチミジンを使う。
トリチウムチジミンはDNAの複製中に取り込まれる

 

例 トリチウムチミジン(3H-T)を使ったパルスラベル実験

細胞培養 識別 培養状況
非同庁培養 Cell Cycle(G1、S、G2、M、G0)
がまじる
細胞洗浄 3H-T トリチウムチジミンを入れる
S期の細胞のみ
3Hを取り込む
G1、G2、M、G0
➡ラベルされないS
➡ラベル(識標)される

参考例
トリチウムチミジン(3H-T)で活性化Tリンパ球をマーキング

rinpakyuu_004

分子生物学~遺伝子発現の調節、転写制御

① 遺伝子発現の調節
オペロン説 Jacob&Monod:ジャコブとモノー(1940)

E-coli(大腸菌)・・・栄養源(場合) 利用
Glc:グルコースの場合 そのままGlcを利用
Glcがなくて
Lac:ラクトースの場合
しかたなくLacを利用
しかし、Lacは2糖
Lac➡Gal:ガラクトース+Glc
(分解酵素:βガラクトシダーゼ:β-gal)
乳糖

Glcがなくて
Lac:ラクトースの場合

ラクトース オペロン=複数のコード領域をもつもの
6LAC2
65
maxresdefault
構造遺伝子=コード領域
lacZ➡β-gal
lacY➡Lac代謝に関わるタンパク質
lacA➡Lac代謝に関わるタンパク質

復習
プロモーター
69

いろいろとまとめていたけど。
この動画最高にわかりやすいですよ!!

② 転写制御

転写のレベルを制御する

分子生物学~変異/塩基配列のミスマッチ校正機能

塩基配列のミスマッチ校正機能

鋳型    -A T C-
複製    -T A A- (←・・・ミスマッチ)
DNAポリメラーゼには校正機能がある

20080425Exo_2_2

ヒトのDNAポリメラーゼがミスマッチする確率から校正し修復するまでの確立。

過程 確立
ミスマッチ 10の-5乗 (10万回に1回ミス)
(1回複製すれば3万個間違える計算!!ダメ)
校正機能 10の-9乗(1/10億)
修復機能 10の-10乗(1/100億)
まで改善される

分子生物学~変異(点突然変異とフレームシフト変異)

①-Ⅰ 1塩基置換=突然変異(point mutation)
1塩基が変化することを

塩基配列=アミノ酸 塩基配列=アミノ酸 アミノ酸が
一緒だと:同義
違うと:ミスセンス
GAT=Asp GACAsp 同義
GTT=Val ミスセンス
GAAGlu ミスセンス

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Fig0216

①-Ⅱ ナンセンス変異

塩基配列=アミノ酸 塩基配列=アミノ酸
TCA=Ser TGA=Stop
終始
ナンセンス変異

タンパク質コード領域内のアミノ酸に対応するコドンに点突然変異が起こり、終始コドン(UAG, UAA, UGA)に変わったためタンパク質合成が中途で終結するようになった突然変異。

② フレームシフト変異
1塩基の挿入or欠損

正常型にC:(1個のヌクレオチド)が入るとずれる。
入った後、アミノ酸が変異する
1103kunieda_04

フレームシフト変異の具体的な有名な例
:病名=鎌状赤血球貧血病
81750c25
日本ではない病気(あっても1家系か2家系)
アメリカ・欧米・アフリカ・中東には多い。

原因:熱帯熱マラリア(マラリア原虫)
4種類ある。

ヘモグロビン β鎖
6番目
Glc➡Val

分子生物学~DNA複製

DNA複製

複製開始点からDNApolumeraseからDNAを増幅し複製する方法が見つかる。
原核・・・1ケ
真核・・・複数ケ

人工的に複製する方法
目標とするDNAをどんどん作られる。
科学捜査法

PCR法
Pplymerase Chain Reaction
(ポリメラーゼ連鎖反応)
サーモスアクアティクスの古細菌のポリメラーゼ
Thermous aquaticusのDNA Pplymerase
この古細菌は高熱でも生きられる
Taq Polymeraseを使うと
マリスさん ノーベル賞受賞

PCR1