個体を維持する「代謝」と、種を維持する「自己複製」の2つの機能を持つもの。
個体を維持する「代謝」は、化学反応の連鎖であり、タンパク質が、化学反応を促進する装置として働きます。
一方の、種を維持する「自己複製」は、「DNA」と呼ばれる高分子化合物が行います。
DNAは、自己複製を行うための設計図なのです。
タンパク質が作られるためには、その設計図であるDNAが必要です。一方で、DNAが複製されるためには、タンパク質が必要です。
DNAと、よく似た高分子化合物に「RNA」があります。
DNAが複製されるときに、先ず、DNAの遺伝情報をコピーしたRNAがつくられ、(転写という) その遺伝情報を基にタンパク質が作られます。
https://www.youtube.com/watch?v=sS1wYBXQKJA
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