Anfinsen
RNase(リボヌクレアーゼ)
大量の尿素で立体構造はふにょふにょになり重くなって沈殿し機能を失う。アミノ酸配列は、そのままなので尿素を除去出来れば、元の立体構造に戻れる。
1.生命現象はタンパク質の反応である。
2.タンパク質の構造と機能はアミノ酸配列で決まる。
3.アミノ酸配列はDNAの塩基配列で決まる
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DNA塩基配列が決ればアミノ酸配列も決りタンパク質の立体構造として機能する
DNA塩基配列 | アミノ酸配列 | 固体の立体構造 |
核 | リボソーム | 機能 |
4種A,T,G,C | 20種類 |
mRNA (メッセンジャーRNA) |
DNAの転写コピーをし、リボソームの中央に割って入る。 |
G➡C T➡A A➡u C➡G |
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リボゾーム | タンパク質とrRNAで出来ている。 rRNA:リボソームRNAリボソームの形状はダルマ型 小さい方を小サブユニット 大きい方を大サブユニット |
tRNA (トランスファーRNA) |
翻訳する ・tRNAは遺伝暗号:コドンを解読する部分(アンチコドン)とアミノ酸を結合する部分からなる。 ・遺伝暗号は連続する3つの塩基(triplet)のアミノ酸を転移する。 ・翻訳は開始コドンから始まる。開始コドンに対応するアミノ酸はメチオニン。 (しかし、ポリペプチド鎖の合成の後に、様々な修飾が起こるので、全てのタンパク質のN末端がメチオニンであるわけではない。) ・翻訳の終始コドンで終了し、終始コドンに対応するアミノ酸はない。 |
rRNA (リボソーム RNA) |
ポリペプチド形成反応を触媒するのはrRNAである。 |
mRNA
センス鎖
アンチセンス鎖 mRNAに転写させる方をいう
tRNA
開始コドンと終始コドンに関して
セントラルドグマ(Central Dogma)
DNA➡転写➡mRNA➡翻訳➡タンパク質
アミノアシルtRNA
ペプチド結合 転移反応
DNAの塩基配列の形で記録された伝達情報がタンパク質の形で機能を発揮するような事を伝達情報の発現という。