皮膚には紫外線から身を守る仕組みが備わり、最も強力な光線防御は色素細胞が作るメラニン色素です。
メラニンは紫外線、可視光線、赤外線を吸収して、DNAへのダメージを少なくします。
人間の皮膚の色は国際的なスキンタイプではタイプⅠ~Ⅵ(6 段階=I:白人、Ⅵ:黒人)に分けられます。
日本人(タイプⅡ~Ⅳ)は、日光にあたると赤くなり、その後数日して褐色になります。その中でも色白で赤くなりやすくて、黒くなりにくい人は紫外線対策が必要です。
メラニンが多い人ほど肌の色は黒くなり、紫外線に対して抵抗性があります。
健康影響は、急に浴び過ぎる急性型と、常に浴び続ける慢性型に分別でき少なからず影響があるとわかっている。
急性型 | ①日焼け(サンバーン、サンタン) ②紫外線角膜円(雷目) ③免疫機能低下 |
慢性型 | ①しわ(萎形皮膚) ②シミ、日光黒子 ③良性腫瘍 ④前がん症(日光角化症、悪性黒子) ⑤皮膚がん、 (目:①白内障、②翼状片) |